もう手放せない!私の秘密兵器「左手デバイス」活用術と選び方(OBS Studio連携も)

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【冷や汗体験談】収録直前に相棒が動かない!私の左手デバイス「Loupedeck+」愛を語る

皆さん、こんにちは!今回は、この音声を収録するまでにちょっとしたドラマがあったお話をさせてください。いや、もう、正直冷や汗ものでした(苦笑)。

いつも通り、MacでOBS Studioというアプリを使って音声収録をしようとしたんです。OBS Studioは、動画配信や録画でよく使われるツールなんですが、私はその高機能な録音機能をラジオ収録に愛用しています。

そして、このOBS Studioでの作業を驚くほどスムーズにしてくれる、私にとってなくてはならない相棒がいます。それが「Loupedeck+」という左手デバイスです。

収録直前のパニック!愛用の左手デバイスがまさかの無反応…

今日のトラブルは、まさにこの相棒との連携で起きました。OBS StudioとLoupedeck+が、なぜかうんともすんとも言わないんです。全く繋がってくれない!

左手デバイスを普段から使っている方なら、「あー、それ、あるあるだよね…」と深く頷いてくれるかもしれません。設定を見直したり、PCやデバイスを再起動したり…考えられることは片っ端から試したんですが、どうにも解決しない。収録開始時間が刻一刻と迫る中で、正直かなり焦りました。心臓バクバクです。

結局、最終手段としてOBS Studioを一度完全にアンインストールし、再インストールすることでようやく解決しました。ホッとしましたが、復旧までにかかった時間は15分から20分ほど。この冷や汗ものの経験を通して、改めて痛感したんです。

あぁ、やっぱり左手デバイスがないと、僕の作業は成り立たないんだな」と。

だからこそ、今日はこの「左手デバイス」について、私のリアルな体験談を交えながら、その魅力や活用法を熱く語らせてください。もしかしたら、初めてその存在を知る方もいらっしゃるかもしれませんね。

「左手デバイス」って一体何?クリエイターの「秘密兵器」?

「左手デバイス」は、その名の通り、キーボードの左側に置いて使う補助的な入力デバイスです。パソコン上の様々なアプリの操作や、普段なら何ステップもかかる複雑な動作をあらかじめ登録しておき、ボタン一つ、ダイヤル一つで瞬時に実行できるようにする、まさに作業効率化の魔法のようなツールです。

このデバイスがクリエイター界隈、特に動画編集やデザイン、ライブ配信の世界で注目され始めたのは、ここ4〜5年くらいでしょうか。私がその存在を知ったのはもっと前、7〜8年ほど前で、「うわ、これめちゃくちゃ欲しい!絶対便利じゃん!」と、ずっと憧れの存在でした。

当時、左手デバイスは3〜4万円台と、趣味で気軽に手を出すには少し勇気のいる価格でしたし、種類も限られていました。でも最近では、2万円を切るようなモデルも登場して、以前よりずっと身近な存在になっています。「作業効率を上げたいけど、高価なツールはちょっと…」と思っていた方にも、手が届きやすくなってきたのは嬉しい変化ですね。

左手デバイス界の二大巨頭:Stream Deck vs Loupedeck、その違いは?

左手デバイスの代表的なメーカーとしては、主にこの2つが挙げられます。どちらも非常に有名で、多くのプロフェッショナルが愛用しています。

  1. Stream Deck(ストリームデック):
    • ライブ配信者さんが使っているのを本当によく見かけます。おそらく最もメジャーで、「左手デバイスといえばストリームデック」というイメージを持っている方も多いかもしれません。
    • 日本語対応が進んでいるモデルが多く、インターフェースも比較的直感的。初心者にも比較的とっつきやすい印象です。
  2. Loupedeck(ループデック):
    • こちらも古くから有名で、現在では写真編集、動画編集、配信など、様々な用途に特化したモデルが4〜5種類出ています。
    • Stream Deckに比べると、プラグインなどが英語表記の場合もあり、設定画面も少し専門的な印象を受けるかもしれません。「より高度なカスタマイズを追求したい」というユーザーに好まれる傾向があるようです。

一般的にはStream Deckの方が話題になることが多いですが、どちらも一度使うと「もうこれなしでは作業できない!」と感じるほど便利なデバイスです。

なぜ私は「Loupedeck+」を仕事のメイン相棒に選んだのか?

さて、先ほど「私、実は両方持ってます!」とお話ししましたが、仕事、特に音声収録でメインに使っているのはLoupedeck+です。

このLoupedeck+とは、もう3〜4年の付き合いになります。最初は「面白そう!」というガジェット好きの趣味心で購入したんですが、使っているうちに「あれ?これ、仕事でもめちゃくちゃ使えるぞ!特にOBS Studioとの連携が神レベルだ!」と、その真価に気づいたんです。それ以来、私の仕事には欠かせない存在になりました。

一方、Stream Deckは普段使いのパソコンで、ちょっとしたショートカット操作などに使っています。最初にLoupedeck+で左手デバイスの便利さに開眼し、「他のも試してみたい!」と後から買い足したのがStream Deck、という流れですね。

両方に共通して私が選んだのは、ダイヤルが付いているモデルです。ダイヤルで音量調整や、動画・音声のタイムライン移動などが直感的にできるのが、本当に便利で手放せません。指先一つでサッと調整できる快適さは、一度味わうと病みつきになります。

そして、私がLoupedeck+を仕事のメインに選んだ、決定的な理由があります。それは、ボタンが物理キーではなくタッチ式であること。Stream Deckの物理キーは、押すたびに「カチャッ」という操作音が出ます。これが音声収録中にマイクに入ってしまうのが、ずっと気になっていたんです。Loupedeckのタッチ式なら、無音でスムーズに操作できます。この「音が出ない」という点が、音声コンテンツを作る私にとっては、本当に、本当に重要なポイントでした。

さらに、Loupedeckはアプリケーションごとに設定を自動で切り替えてくれる機能があります(設定次第ですが)。例えば、OBS Studioを開けば、Loupedeckの画面が自動的にOBS用の設定にパッと切り替わります。別のアプリを開けば、そのアプリ用の設定画面に変わるんです。これが、複数のアプリを頻繁に切り替えて作業する私にとっては、驚くほど快適で、作業効率を劇的に上げてくれる要因になっています。

Stream Deckの場合、アプリケーションごとの画面切り替えは手動で設定する必要があります。もちろん設定すれば可能ですが、Loupedeckの「お、このアプリ開いたね?じゃあこの設定ね!」という気の利いた自動切り替えは、一度味わうと手放せません。

左手デバイスは、あなたの可能性をどこまで広げる?作業効率化だけじゃない!

左手デバイスの魅力は、単にボタンに機能を割り当てるだけにとどまりません。複雑なプログラム(マクロ)や、普段なら何ステップもかかる一連の操作をまとめて登録することも可能です。「この作業、いつもやってるけど面倒だな…」「毎回同じ手順で時間がかかる…」と感じる一連の動作をボタン一つで実行できるようにしておけば、想像以上に大きな時間短縮につながります。私も、よく使う定型作業をボタンに登録して、その恩恵を日々感じています。「こんなことまでできるの!?」と、使いこなすほどに新しい発見があるのも面白いところです。

ただし、正直にお伝えすると、左手デバイスはパソコン操作にある程度慣れている方や、「もっと効率的に作業したい!」「よく使うアプリ間の移動をスムーズにしたい!」という強い課題意識や探求心がある方におすすめです。設定には多少の学習や試行錯誤が必要になるため、全くパソコンに触ったことがない、という方には少しハードルが高いかもしれません。

費用対効果についても、使う人の環境や活用度合いによって大きく変わるでしょう。でも、もしあなたが日々のパソコン作業に少しでも「もっとこうだったらいいのに」「もっとサクサク進めたい」と感じているなら、左手デバイスは、その悩みを解決し、仕事でも趣味でも作業時間を短縮し、効率を劇的に上げる可能性を秘めた、強力な味方になってくれるはずです。

興味が湧いたら、まずは一歩踏み出してみよう!実物を見るのが一番

もし今日の話を聞いて、「左手デバイス、ちょっと気になるな…」「自分の作業も効率化できるかも?」と思われたら、ぜひ「Stream Deck」や「Loupedeck」で検索してみてください。たくさんの情報や、実際に使っている人のレビュー、活用事例が見つかるはずです。「左手デバイス 活用法」といったキーワードで検索すると、具体的な使い方のヒントが得られますよ。

可能であれば、家電量販店などで実物を見てみるのもおすすめです。以前、大阪のビックカメラなんば店に行った際にはStream Deckの展示がありました(今もあるかは要確認ですが!)。実際に触ってみると、物理キーの「カチッ」という感触や、タッチ式のスムーズさなど、写真や動画だけでは分からない違いを体感できます。自分に合うタイプがより分かりやすくなるでしょう。「百聞は一触に如かず」です!

ただのツールじゃない、ワクワクする「相棒」であり「おもちゃ」

左手デバイスは、単なる作業効率化ツールというだけでなく、いわゆる「ガジェット」の一つとしての魅力も満載です。パソコン周りの機器が好き、新しいものに触れるのが好き、自分の作業環境をカスタマイズするのが好き、という方にとっては、持っているだけでワクワクするような、まるで秘密基地のアイテムのような感覚を味わえると思います。設定をいじったり、新しい機能を見つけたりする過程も楽しいんです。見ているだけでも楽しい「おもちゃ」のような側面も、否定できません(笑)。

今日の私の収録トラブルから始まった話が、あなたの日常に「左手デバイス」という新しい可能性を見つけるきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。

日々の作業に小さなストレスを感じているあなたへ。もしかしたら、その悩み、左手デバイスが解決してくれるかもしれません。新しいツールに挑戦する勇気が、あなたの仕事や趣味を、もっと快適に、もっと創造的なものに変えてくれる可能性を秘めているんです。

ぜひ、一歩踏み出して、あなたの「最高の相棒」を探してみてください!

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